■パイプカットとは
パイプカット手術は、正しくは「精管結紮(せいかんけっさつ)」といい、男性側の避妊手術です。
射精時に精子を送り込む精管を遮断することで、女性を妊娠させる可能性を減らします。パイプカット後も、手術前と同じように精液は出るのですが、それに精子は含まれていない状態になります。術後の性感には変化はありません。パ−トナ−を妊娠させてしまうといった不安感が減少するため、セックスライフの充実が期待できます。
ただし、一度パイプカット手術を受けた後に元に戻す手術を受けても、抗体などが影響して妊娠の可能性はかなり低くなります。
パイプカットは母体保護法に基づいて行われるため、基本的には子供が複数いて子育ても終わり、配偶者(事実婚を含む)の同意がある既婚男性でなければ受けることができません。 |